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歯周病
歯周病という言葉は耳にしたことがあっても、ご自分がかかっていると気が付かない方は多くいらっしゃいます。初期のうちは痛みなどの症状が目立たないものの、実は多くの方がかかっている進行性の感染症です。
原因である歯周病菌は歯に付着した歯垢(プラーク)に潜んでいるため、毎日の歯磨きで歯垢を取り除き続けることが、予防や改善のカギとなります。当院では、歯垢の染め出しなどを行って歯磨き改善のサポートをしますので、食べたらすぐにしっかり磨くことを習慣にしてください。歯磨きができない場合は、うがいをするだけでも役立ちます。
ほかに、歯ブラシや指先で歯茎をマッサージすることもおすすめです。感染症である歯周病の進行を食い止めるためにはお身体の抵抗力も大切ですので、当院では、心身の疲れを癒やし、ビタミンCなど栄養を取るよう呼びかけています。鏡でお顔を見る際は歯茎の状態もチェックし、健康的な生活習慣を心がけましょう。
審美治療
お口元の美しさを重視した治療にも対応しています。虫歯治療で詰め物や被せ物をする際、患者さまのお求めに応じ、奥歯にも白い材料を使うことが可能です。金属を使わない材料でしたら、歯茎が黒ずんでしまうことがありません。
ご自分の歯が変色してしまい気になっている方には、ホームホワイトニングがおすすめです。まず、当院でご本人の歯型に合わせたマウスピースをお作りします。ご自宅では歯磨きした後、マウスピースの内側にホワイトニングジェルを入れて装着し、そのまま就寝してください。朝起きたら、歯に付いたホワイトニングジェルは歯磨きで落とします。
これを続けると、2週間ほどで歯自体が明るい色になることが期待できます。1回の装着時間は、短い場合でも2時間が目安です。歯の色にまつわるコンプレックスをなくし、自信を持ってすてきな笑顔を見せられるようになりましょう。
炭酸ガスレーザー
当院では、炭酸ガスレーザーを使った治療を行っています。レーザーは歯茎の切開に使われることが知られており、ほかに口内炎や知覚過敏症を改善することができます。また、レーザーを使って歯茎の美しさを追求することが可能です。
金属を使った被せ物の周辺で歯茎が黒ずんでしまうことを、金属タトゥーと呼びます。一方、歯茎が全体的にくすんでいる場合は、タバコなど様々な原因でメラニン色素が沈着しているかもしれません。こうした歯茎にレーザーを照射すると、直後はさらに黒くなったように見えるものの、1週間ほどで健康的なピンク色の歯茎を取り戻すことができます。
レーザー照射は、お身体の深い部分への影響や不快な金属音がなく、患者さまに優しい治療だと考えています。レーザーを使った治療にご興味がある方は、お気軽にご相談ください。
インプラント
歯が抜けた箇所に人工歯根と被せ物で歯を作る治療が、インプラントです。ご自分の歯によく似た見た目で、しっかり噛めるようになるというメリットがあります。ブリッジと違って隣の歯を削らずに済み、入れ歯のような異物感がありません。
当院では、人工歯根と上部構造が一体となった材料を使う1回法と、二つの部品に分かれた材料を使う2回法の、2種類のインプラント手術を行っています。1回法は材料に強度があることが特徴で、力がかかる奥歯に向いています。2回法は美しさが求められる前歯に向いているほか、抜歯や骨を作る手術と組み合わせて行うことも可能です。
インプラント手術は抜歯と同じくらいの痛みで済み、人工歯を入れるまでの期間も抜歯した時と同じようにお食事ができます。もちろん、手術は麻酔をかけて実施します。せっかく作ったインプラントで末長く噛んでいただくため、毎日歯磨きをするとともに、定期的なメンテナンスを受けてください。